【社員対談】コスプレイヤーの専門メディア離れ

恒例の社員対談。今回のテーマは「コスプレイヤーの専門メディア」です。コスプレイヤーにとってメディアがどのような役割を果たしているのか、社員obtとスタッフMが会話をしています。

コスプレイヤーの専門メディア

M
コスプレ界隈に詳しいといえばobtさんですよね。
obt
確かに詳しいですけど、どうしたんですか?
M
コミケとか即売会とかのイベントがあるとTwitterでコスプレイヤーの話題が上がるじゃないですか。そこでコスプレイヤーの専門メディアってあるのかなって。

obt
もちろんありますよ!私が高校生くらいの時にはコスプレイヤーズアーカイブCure、World Cosplayといった専門メディアを使っていたものです。

Cure-WorldCosplay引用:Cure WorldCosplay公式HPより
M
おぉ、いろいろあるんですね。

obt
コスプレは二次創作に分類されるグレーゾーンだからこそ、専門メディアが発達したのかもしれません。
M
そこでは何ができるんですか?
obt
写真を掲載することはもちろん、SNS機能、イベントの管理、フリーマーケット機能もあります。連絡先の役割も果たしていたんですよ。
M
連絡先?
obt
イベントに行くと自作の名刺を交換するんです。そこにはハンドルネームとコスプレ写真、それから連絡先であるメディアのIDを書くんです。もらった名刺を家に持って帰って、メディアの検索。そこでその人がどんなコスプレをしているのか、どんな人柄なのか見て、友達申請して仲良くしていくか決めてました。
M
イベントに行ったらみんな友達!ってわけではないんですね。
obt
そうなんですよね。趣味を通じて出会った人たち。職業も違えば年齢も違いますし、良い人もいれば悪い人もいます。ある程度の防衛線は張っておかないと怖いですね…。
M
数時間ではどんな人かわからないですよね。
obt
でも最近は専門メディアを使っている人は少なくなってしまいました。少し悲しい、、

コスプレ界隈でTwitterが台頭

obt
最近コスプレイヤーの交流ツールとして使われてるのはもっぱらTwitterです。

M
専門メディアの機能は大方Twitterで代用できそうですもんね。
obt
でもTwitterっていいところも悪いところもあるんですよ。拡散力が高いハイクオリティのコスプレをすればファンが大幅に増えることはもちろん、イラスト描きや文字描きなど他のオタクとも気軽に交流することもできる。各オタクがより楽しめる環境になったことは間違いありません。
M
デメリットは?
obt
一般社会でコスプレしていることがばれやすくなったり、原作ファンからの過剰な攻撃にさらされる、なんてことがありますね。特にTwitterで炎上してしまうと事態の収拾はなかなか難しくて、そのままアカウントを消してしまうということも、、
M
顔や体形がキャラに及ばないのは普通だと思うんですけどね、、専門メディアではそういうのはなかったんですか?

obt
専門メディアは登録制になっていて非コスプレイヤーは介入できなくなっているんですよ。あくまでコスプレイヤー同士の交流の場で、防衛線を張りやすい環境。ツイッターでいう「フォロー」もある程度親しくなってからだし、攻撃されることも少ない。
名刺の文化っていうのもTwitterのQRコード機能に取って代わられてしまって、今はその場でフォローし合う感じ。

IMG_1115引用:TwitterのQRコード機能。弊社のTwitterもよろしくお願い致します!
M
変な人に絡まれる機会も多くなりそう。

obt
そこが結構問題だと思っていて。コスプレをしている人って若年層が多いんですよ。ネットリテラシーが乏しい中高生は教えてくれる大人もいないので、かわいそうです。
M
その世代が多いんですね、意外でした。もう少し上の世代がメインかと。
obt
Twitterの非公開機能を使えば解決すると言われればそれまでなんですが。画像の表示方法や新しく投げ銭機能を付けるとかして頑張ってほしいです。様々な交流ができるTwitterはこれからも根強い人気を誇ると思うんですけど、専門メディアにもクローズドな世界ならではの良さがあるので。
M
コスプレは今じゃ日本文化の1つですからね。僕もメディアの動向をチェックしようと思います。