中の人にご用心!

技術の発達につれ、ダイエットの在り方も非常に多様化してきました。アプリで簡単に管理可能になった一方、油断していると思わぬ落とし穴が…。

アプリで健康管理ってアリ?

先日のこと。
会社の健康診断にて「もうちょっと痩せてください」と宣告され、何か簡単にできる方法はないかとググってみたところ、「AIが健康管理してくれるところが面白い!」「一緒に頑張ってる気持ちになる!」「とにかくメニューが豊富!」などと絶賛されているアプリがあり、物は試しにとインストールしてみることに。

AIに健康を管理してもらうってめっちゃ未来やん?などと浮かれつつも、どういう内容のものなのかをまずチェック。何でもアプリ自体が様々なダイエット記事や動画の情報を持っており、一つのメディアとして機能しているよう。その上で、AIの質問に回答していくと各人の目的に合ったものをセレクトしてくれるシステムになっています。

いざ立ち上げてみると、まずは何の目的でインストールしたのか、そしてどうなりたいのか、1日のうちどれくらいアプリを見られるのかなどが矢継ぎ早に話しかけてきます。AI、思った以上にぐいぐい来ます。

わりと設問が長く、いい加減AIとの会話が飽きてきた……という頃になってようやく「あなたへのおすすめメニューができました!」と3つぐらいのエクササイズメニューが表示されました。こんだけ質問攻めにされて、たった3つ!!

この時点で少しやる気をなくしかけ、一旦アプリを落としたところ、「今落とすと、せっかくのやる気が水の泡になってしまうよ!」的なアラートが。AI、どんな時でも手を抜きません。

nakanohito

ぼんやりユーザー vs アプリの“中の人”

ところで。
さっそく動画を見ながらトレーニングをしようかな、と思ったところ、メニューの上に「プレミアム」と表示が。なるほど、これは有料会員登録したプレミアム会員しか閲覧できないやつなんだなとスルー……するはずが、なぜか再生できたのです!

利用開始記念の特典かな?と一旦は楽天的に考えたものの、念のためにiPhoneの有料登録一覧を確認してみたところ、このアプリ名がどーん。え、いつの間に?

思い返せば、AIと会話していた時に途中からダルくなってちゃんと設問を読まずに適当に回答していたのですが、もしかしたらその際に「プレミアム会員になりますか?」「はい」なんてやりとりがあったのかもしれません。全然記憶にない! 手口が悪どい! アプリの向こうにいる人のほくそ笑む顔が目に浮かぶ!

きっと、私みたいなぼんやりしたユーザーが来ないかと“中の人”は手ぐすねを引いて待っていて、あちこちに課金トラップを張り巡らせているのでしょう。ひょっとしたら、やたらAIからの設問が長かったのも、ぼんやりしたユーザーが途中で飽きて適当に回答するための施策なのかもしれません。一杯食わされてしまった感じです。

というわけでアプリを使った健康管理は一旦ペンディングにしたのですが、久しぶりに会った友人が「アプリで健康管理をしていて、かなり快適!」とニッコニコ。適性ってあるんだな、と痛感した次第です。