Gwiyomiブームを見て思う、アジアと日本の温度差


アジア圏で生活されている方のTwitterやブログを眺めていて、先々月あたりからちょくちょく見るようになったのが、「Gwiyomi(キヨミ)」という言葉と共に貼られているYouTubeの動画。見てみると、ウェブカムに向かって、女の子が可愛い表情を見せながら歌って手振りをする数え歌なのです。

全く意味がわからなかったので、調べてみたところ「Gwiyomi」とは、韓国語で可愛いを意味する言葉なんだとか。韓国のミュージシャンが作った振り付きの曲が話題を呼びウェブを中心にヒット。それがアジア圏に飛び火し、タイ、マレーシア、フィリピン、台湾などでも人気らしいのです。

試しにYouTubeに「Gwiyomi」と入れて検索すると、アジア圏の多くの国の人がこのダンスを自演して公開していることがわかります。多いものでは再生回数が400万を超えています。自分が知った2ヶ月ほど前は韓国とタイが圧倒的に多かったのですが、最近の投稿はマレー系とフィリピンが多いようです。さらに男性が演じるパロディ、親が子どもに踊らせているものもあり、一般的なムーブメントの次の動きに入ってることが伺えます。

これらの動画を見て思うのが日本人の投稿数の少なさです。もちろん、ネットのムーブメントに敏感な日本人でGwiyomiを投稿している人はいます。が、投稿者がほぼアフィリエイト目的な上にアジア諸国と比べると圧倒的に少ないんです。ためしにTwitter検索で「Gwiyomi」で検索してみてください。いろんな国の言葉がひっかかるのに、日本語でつぶやかれている割合が極端に低いことを実感するはずです。ニコ動の「踊ってみた」文化にも波及していなそうな感じ。

この現象、なんか見たことあるなと思いを巡らせてたどり着いたのがPSY「GANGNAM STYLE」のアジア圏と日本の温度差でした。アジアに旅行に行くと、どこかで必ずGANGNAM STYLEに出会います。街頭ラジカセから曲がかかってることもあれば、ブートTシャツとして売られることもあるし、ゲーセンの景品になってることもあります。現地でライヴが行われる告知チラシも、香港とマレーシアで見ました。

YouTubeの最大再生数を叩きだして、iTunesのあらゆる国のチャートを席巻したGANGNAM STYLEですが、日本ではそこまでヒットしませんでした。なぜなんでしょうか。もしかして日本は、音楽的にもガラパゴスなんですかね?

「Gwiyomiが日本でもブームになるべきだ」とは思っていません。長く続くブームでもないでしょうし、○○してみたのような日本で流行りやすいスタイルというものもあるのでしょう。ただ、そんなブームをそもそも多くの人が知らないことについては、なーんか不安を感じています。アジアのでかい波に日本だけ取り残されたりしているような気になるというか。ま、きっと杞憂ですよね、そんなの……。

ちなみに、自分が複数見て一番いいなと思ったGwiyomiがこれ↓でした。