小学生のころの不思議な話

夏だし怪談めいた出来事を書きたいと思います。
私が小学生の頃、一時期ですがテープに色んなものを録音する作業にハマっていました。
普段私はテープラジカセの前にCDラジカセを置き、CDを再生して生録という手法を取っていました。
もちろんまわりの雑音も入ってしまうのですがこの時はこれ以外にやり方を知りませんでした。

友達から借りた米米CLUBの浪漫飛行のCDを録音していた時のことです。
いつも通り録音作業をしていたのですが、その時は浪漫飛行の曲が終わる前に母親から食事に呼ばれて録音の停止ボタンを押さずにその場を離れました。
そして食事のあとで録音したテープをチェックのため再生してみました。
普通に浪漫飛行が流れて、曲の最後の方で母親の「ごはんよ~」の声が聞こえて、私がリビングに走っていく音が聞こえました。
曲が終わった後に「カチャカチャ」という食器の音も録音されていました。
その少し後に吹き込まれていた音に私はブルブルしたのです。

老人、お婆さんの声でゆっくりと
「ほのほ」
と聞こえたのです。
意味はまったくわかりません。

お化けの声だ!そう確信した私は親に聞かせたり、次の日学校に持って行ってクラスのみんなに聞いてもらいました。
幸い心の優しい人ばかりに囲まれていたようで「こんなん嘘だろ」とか「でっちあげだな!」とか言う人は一人もいなくみんな一緒に怖がってくれました。

そしてその日の夜、テープを近くのどぶに捨てました。

持っていると呪われそうな気がしたのです。
いまだにこの出来事は思い出しますが、「ほのほ」という言葉の意味はわかりません。
ネットでしらべてもわかりません。
だれか教えていただけたら幸いです。
(大井満英)