Etsy.com、スゴい。。

知人が自作のスピーカーを「Etsy.com」というサイトで売ってるからよかったら見てみてとメールしてきた。
Etsyというのはものづくりをする人たちが、直接ユーザに自分の作品を販売できるECサイト。サイトの概要については、「Etsy:”ウォルマート資本主義”のニッチを狙うP2Pマーケット」 というブログエントリが詳しい。売られている作品は、Mekeカルチャーで主流の電子工作系もあるけど、手芸やアクセサリー、インテリアといったものが多い。
どうやら5年以上前からあったらしいのだが、僕はつい最近はじめて知った。もしかしたら昔にネットのニュースとかから飛んでみたことがあったかもしれないが、少なくとも忘れていた。
Etsyのアイディアはシンプルだし、なるほどあり得るだろうな。と見てすぐに思った。でも、あり得るけどそんなに大きなサービスにはならないんだろうなとも思った。ものづくりを愛好する人たちはたくさんいる。日曜アーティストのような人もたくさんいるだろう。でも、その人たちの作品を買う人たちがそんなにいるとはとても思えなかったからだ。
僕は間違っていた。知人がEtsyで販売していた自作スピーカーは1,289ドルもしたが見事に売れてしまった(1ドル=85円で計算しても10万円を超える)。ラジコンで動くオールドスクールな自作ロボットも698ドルだが売れてしまった。えー。。。全然売れてないと思ってた。
作り手がユーザに直接作品を届けるなんていう細い細い経済の線がインターネットのちからで世界中に広がってある規模を作り出すという、グローバルビレッジのおとぎ話みたいなことがもしかして本当に起きてるのか。
Etsyは(もちろん米国のWebサービスとしてはそんなに大きくはないだろうけど)それなりの金額の資金調達を経て、ちゃんと回っているようだ。注目のスタートアップ企業として、数多くのメディアに取り上げられてもいる。aboutのページを見ると、スタッフの顔写真が並んでいるのだけど、100人以上いるようだ。
シンプルなアイディアが形になっていて、存在理由が間違いなくある、そんなWebサービスがちゃんとある規模をもって成立するというのは、ほんと理想的な姿だろう。シンプルなだけに、やり方によってはしょぼい個人サイトで終わってしまいかねないタイプのアイディアだと思うのだけど、それを違う次元にひっぱりあげるのがビジネスとか経営の力なんだろうなー。
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ちなみにその知人から、作品のスピーカーをただ今、会社でレンタル中。Etsyのこのページで買えます。