ちょっと前に気付いたんですけど、この連載「TOKYOウォーキングプア」というタイトルなのに、あんま東京歩いてないんですよね。東京の知らない街を歩いてたら発見があって楽しいかな~、と思ってはじめたのに神奈川とか京都にプチ遠出をしてしまっていました。そろそろ初心に帰って東京の知らない街を歩くぜ! と襟を正したいんですが、先週台湾の街を歩いてみたんで、今回はその様子を。
台湾と言えば、屋台とスクーターが街のあらゆる場所で幅を利かせている亜熱帯の島。金城武とビビアン・スーとインリン・オブ・ジョイトイの故郷で、八角と臭豆腐の匂いが充満していて、野良犬があちこちにいる愉快な土地です。自分は沖縄にずっとハマって毎年旅行に行ってたんですが、2年前試しに台湾に行ってみたら今度は台湾にハマってしまいました。近代的な商業ビルから路地を100mも歩けば廃墟があるような、熱帯地域特有のゆるさと、昭和の日本を感じさせるレイドバック感がたまらないんです。
約4時間のフライト後、台湾に到着。おばはんが露天の片付けをしてました。台湾は路上でいろんな生活用品が売られてます。
基本的に建物のなかは禁煙なのでホテルもタバコはNG。外に吸いに行ったらアムウェイのツアーバスが。
ホテルのそばにあった鶏料理の店で台湾ビールを飲む。鴨かガチョウのどっちかだと思うんだけど、よくわからず。うまかったです。
暑い国なんで、ジュース屋さんが豊富です。そんなジュース屋で見つけた、ストローの袋束ね機。これ便利なのか?
魚のお店。夜市はアジアな雰囲気が漂いまくってます。店のおばちゃんに「食ってけ」と誘われても「お腹いっぱい」と言えばゴリ押ししてこない。台湾にはいい人が多い(ような気がする)ので心地よいです。
日本にも出店が噂されているフーターズ。2年前に来たときにここで買ったTシャツを夏によく着てます。
夜の街を歩きながら適当に入った飲み屋がキャバクラでした。お姉ちゃんが日本語も英語も全くできなかったので筆談でやりとり。2割くらいしか通じてなかったと思うけど、近くにあるクラブ「PASOUL」を紹介してもらったので行ってみることに。台湾のクラブは、R&Bのメジャー所がかかるところが多いです。「PASOUL」もそう。
滞在中、X51.ORGの写真集「奇界遺産」に載ってたどうかしてるお寺、麻豆代天府を目指して台南にも行ってみたんですが、目的地が新幹線の駅からあまりにも遠すぎて断念。旅行をする前には調べないと目的地に辿り着けないことがある。という大事なことを学びました。みんなも気をつけよう!
せっかくだから台南をぶらぶら歩いて入った成功大学で見つけた巨大な木。日立のCM「この木なんの木」の映像に使われていたものと同じ種類の木らしいです。でけえ。
この日は適当に台南を歩いたあと、台北に戻って夜はクラブ「BARBADOS」へ。イタロボーイズが来ていたので行ってみたんですが……お客さんが少なすぎ&直立しすぎ。なんかかわいそうになって帰っちゃいました。
その後特に目的もなかったので、ただ街を歩いて台湾ビールを飲んで過ごすことに。暖かいとそれだけで楽しいんです。亜熱帯さいこー。
……と、だらだら過ごしてたらあっという間に帰国の日に。最後に、よくわかんないけどかえるのイラストが入った、パッケージがかわいいジュースの写真を載せておきます。撮影してきた写真は、会社のFlickrにまとめてアップしてありますので、お時間とご興味がある方はご覧いただけましたらと思います。それでは、チャオ~。