第3回 侍戦隊シンケンジャー

<div><br /></div><div>この番組、次回で最終回を迎えるというのに、なぜ今さら紹介するのか。</div><div><br /></div><div>実はつい最近まで、完全にノーマークだった。観始めたのは先週からなのである。</div><div><br /></div><div>観るきっかけになったのは、<a href=”http://tvbros.jp/”>モバイルブロス</a>のコラムで<a href=”http://blog.livedoor.jp/insighter/”>真実一郎</a>さんがえらい絶賛していたこと。以下、コラムより引用。</div><div><br /></div>

<blockquote style=”margin: 0 0 0 40px; border: none; padding: 0px;”></blockquote><blockquote style=”margin: 0 0 0 40px; border: none; padding: 0px;”>『秘密戦隊ゴレンジャー』から30年以上続いている東映スーパー戦隊シリーズの中でも最高傑作かもしれない。評論家筋から評価の高い平成仮面ライダーシリーズと比較してもなんら遜色はないどころか、登場人物のキャラクター造詣の深さは子供番組の域を軽く超えている。<div><div style=”text-align: right;”>(真実一郎「メディア秘宝館」より)</div></div></blockquote><div><br /></div><div>そこまで絶賛しているなら俺も観てみようかな……と思った矢先、今度は「週刊少年ジャンプ」の目次ページの編集後記「OK! JUMP GUY」で、齊藤編集員も「<b>日本の歴代特撮史上最高傑作の面白さ</b>」とまた絶賛の声。</div><div><br /></div><div>てなわけで、『星獣戦隊ギンガマン』以来、10年ぶりにスーパー戦隊ものを観始めたわけなのだが、確かに面白い。正直、「面白くなってくるのはストーリー後半のクライマックス部分だけで、前半はダレてるんじゃないか?(それでも観るけど)」と思っていたのだが、第一話の冒頭からいきなり引き込まれた。</div>
<div><br /></div>

<div>
<object width=”560″ height=”340″><param name=”movie” value=”http://www.youtube.com/v/UZtuqKZc_io&amp;hl=ja_JP&amp;fs=1&amp;rel=0″ /><param name=”allowFullScreen” value=”true” /><param name=”allowscriptaccess” value=”always” /><embed src=”http://www.youtube.com/v/UZtuqKZc_io&amp;hl=ja_JP&amp;fs=1&amp;rel=0″ type=”application/x-shockwave-flash” allowscriptaccess=”always” allowfullscreen=”true” width=”560″ height=”340″></object>

<br />
</div>
<div><br /></div><div>『水戸黄門』で長らく「格さん」役を務めた伊吹吾郎による口上、</div><div>最小限の言葉しか口にしないクールな主人公、</div><div>口上~主題歌~タイトルの流れのカタルシス、</div><div>本格仕様の殺陣に戦隊もののアクション要素を加えたバトル構成、</div><div><br /></div><div>俺の中のアドレナリンだか血糖値だか血圧だか分からないけど、とにかくそういうものが一気に上がった。調べてみると、脚本は平成ライダーシリーズの傑作『仮面ライダー龍騎』『仮面ライダー電王』を手がけた小林靖子らしい。確かにこれは傑作になるのかもしれない、と感じた。</div><div><br /></div><div>上の動画の伊吹吾郎の口上で分かるように、今回のレッドは「殿様」という設定。では残りの4人のメンバーはと言うと、殿を守る「家臣」なのである。つまり、従来の戦隊ものと違って、メンバー内に明確な主従関係がある。関係設定が斬新なだけでなく、そこにこそドラマが生じる要素がある。家臣は「本当にこの殿に従えるのか?命を預けられるのか?」と葛藤し、殿は殿で「メンバー達の命を一手に預かる」という重大なプレッシャーを常に抱えている。変身後もさることながら、変身前のドラマ部分が充実していることが、「戦隊史上最高傑作」と言わしめている一因になっている。</div><div><br /></div><div>さらに言えば、そのドラマ部分の充実が変身後のアクションにさらなる深みとカタルシスを与えている。そういう有機的な作用が番組のあちこちに散りばめられている。</div><div><br /></div><div>ここでもう一回動画を観てみよう。第一話、最初の変身シーンである。スーパー戦隊の醍醐味と言えば、やはり変身後の「見栄を切る」場面。ここもまたえらいかっこいい。</div>
<div><br /></div>
<div>
<object width=”425″ height=”344″><param name=”movie” value=”http://www.youtube.com/v/x_THXU1VEVA&amp;hl=ja_JP&amp;fs=1&amp;rel=0″ /><param name=”allowFullScreen” value=”true” /><param name=”allowscriptaccess” value=”always” /><embed src=”http://www.youtube.com/v/x_THXU1VEVA&amp;hl=ja_JP&amp;fs=1&amp;rel=0″ type=”application/x-shockwave-flash” allowscriptaccess=”always” allowfullscreen=”true” width=”425″ height=”344″></object>
<br /></div><div><br /></div><div>全員が声を張るのではなく、キャラに応じて声の抑制が効いているところ、</div><div>レッド以降は「同じく」で続くところ、</div><div>さらに全員「氏名」を名乗っているところ、</div><div><br /></div><div><b>スーパー戦隊の見栄切りもここまで進化したのか!</b>と惚れ惚れした。</div><div>(何しろ鑑賞するのが十年ぶりなので、その間に着実にパターンが進化していたのかもしれないが)</div><div><br /></div><div>ここまで書いた要素だけでも十分賞賛に値するのだが、この番組が本当にすごい展開を見せるのはストーリーの後半から。物語の根本を揺るがしかねない、まさかの展開が待っている。しかもそれは急に付け足し的に出てきたわけではなくて、注意深く観ると既に前半からその伏線が張られているのだ。書きたいのは山々だけど、ネタバレを尊重して書かないことにする。</div><div><br /></div><div>いろいろ絶賛したけど、実は俺自身、まだストーリーが現状に追いついていない。なにせ四十数話あるので、一週間ちょっとで追いつくのはさすがにしんどい。しかし日曜日の7:30までには絶対に追いつくつもりである。Googleで「シンケンジャー」で検索すれば、アレのアレがアレしているので、興味を持った人は是非今からでも視聴してほしい。</div><div><br /></div><div><a href=”https://www.spoo.co.jp/blog/saisyuukai.jpg”><img alt=”saisyuukai.jpg” src=”https://www.spoo.co.jp/blog/assets_c/2010/02/saisyuukai-thumb-305×194-128.jpg” width=”305″ height=”194″ style=”” /></a></div><div><br /></div><div><font style=”font-size: 0.8em; “>『<a href=”http://www.tv-asahi.co.jp/shinken/”>侍戦隊シンケンジャー</a>』</font></div><div><font style=”font-size: 0.8em; “>最終幕「侍戦隊永遠(さむらいせんたいえいえんに)」</font></div><div><font style=”font-size: 0.8em; “>2月7日(日)7:30~放送</font></div><div><br /></div><div><br /></div><div>まえだ・たかひろ●本放送も再放送も終わったので紹介しなかったけど、NHKスペシャル「<a href=”http://www.nhk.or.jp/special/onair/100131.html”>無縁社会 -無縁死3万2千人の衝撃</a>」はかなりハードな内容だったみたいですね。反響も若年層含めてかなり大きかったようで。近いうちにNHKオンデマンドで観ます。</div>