カップルで笑いながら見れるサイトにしたい / ザイーガ

ちょっぴりエロくて、ちょっぴりグロ。でもどこかがおバカで笑えるネタを毎日たっぷり届けてくれるザイーガ。主宰者のパルモさんに聞く。

テキスト:川崎和哉(Spoo! inc.

 ザイーガをみるたびに思っていた。こんだけのクオリティの面白ネタを毎日よく集めてくるなーと。

 
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ザイーガ
国内外のバカエロ、ちょいグロなネタを連日紹介。
冴えた紹介文も人気の理由。

 「いやなんも考えてないんで(笑)。ガーッて巡回してなんか面白そう!っていうのを拾ったら、そのまま1本10分ぐらいで更新しちゃう。たぶんどこの人よりも早いです」

 アクセスは膨大だけど、サイトは純粋に趣味。なのでその日のテンションで扱うネタもコロコロ変わる。更新開始から約4年、エントリは既に1万を超え、前に紹介したことをすっかり忘れてまた記事にしてしまうことも。毎日更新するモチベーションはどこに?

 「びっくりしたり度肝を抜かしたり、そういうサプライズが大好きなんです。毎日何かに新鮮に驚いていたいので、自分自身のために面白いネタを探す。で見つかるとみんなにも見て欲しくなる。一緒に驚いたりびっくりしたりして欲しくなる。女子高生のこれ超イイよ使って!使ってー!みたいなあのノリのまま(笑)。それだけですよほんと」

 アングラな情報も扱っているために、一部の人からは反社会的なサイトだと思われがちだけど、エントリをきちんと読めば、むしろ精神衛生上健全なサイトだとわかってもらえると信じている。ただ最近は、YouTubeなどの動画サイトブームの影響か、ネットの低年齢化の影響か、色んな人がサイトに流れ着いて来て、時には差別的・排他的なコメントが付くこともあるそうだ。

 「私自身は差別とか区別って嫌いなんです。男も女も何人でも、健常者だろうがなかろうが、ぜんぶアリ。宇宙レベルで言えばみんな地球内生物ですよ。ザイーガで扱ってるようなネタって、実はまともな人が見ないと楽しめない。人間って誰でも残虐性を持って生まれて来てると思うんですけど、うまくそれに折り合いを付けてる人じゃないと、グロいユーモアって理解できないんです。それがわかっている人が見守ってくれているおかげで、今日までなんとかやってこられました」

 今後も方向性はブレない。「マズローの5段階欲求で言うところの一番底辺の部分、生理的欲求(エログロ)の追求」だそうだ。

 「基本的な欲求が満たされないと人間ゆがんできちゃうじゃないですか。現代はよくも悪くも情報化社会なわけだし、それじゃあ情報で基本的欲求であるところのエログロを満たしていただき、あとは健全に自己実現を追求してもらおうかと(笑)」

 ザイーガの読者には、意外やカップルや女性もけっこういる。

 「女性やカップルにはもっといっぱい見てもらいたい。女がエロくないってのはウソ。女の方が絶対エロいですから。でも女の人が笑いながら見れるエロってなかなかないじゃないですか? 出産のモロ映像を笑いながら見れる、みたいな。私もこう見えて下ネタとか話せなかったんです。ザイーガ始めてから平気で言えるようになりましたけど(笑)」

◆Profile:パルモ
大学卒業後、某企業でマーケティング業務に従事。長期の米国生活を経て現在は宇都宮在住。ネット活動はパソ通時代からというキャリア。好きな音楽はベルベットアンダーグラウンド、文学はラディケ。縫い目フェチ。

(2007/10/23 執筆)