これからの電子書籍

本や漫画を、紙で読むか電子書籍で読むか問題。
これは電子書籍と出会ってから、いつも私の頭の中に何となくある議題の一つです。

ちなみに私はもっぱら紙派で、幼いころから常に身の回りに紙の本がありました。今でも外出の際、小説を鞄に入れ忘れるとそわそわしてしまいます。しかし数年前に電子書籍と出会い、その利便性に魅了され、一時期は電子書籍にどっぷり浸かっていました。

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『全巻一冊 北斗の拳』

電子書籍の手軽さに負け、どんどんと金遣いが荒くなりこれは危険だ!と思いかなり前に電子書籍はやめていますが、去年ふと最近の電子書籍ってどうなの、と思いなんとなく調べていたら『全巻一冊 北斗の拳』という電子書籍を発見しました。

どういうものかというと、単行本サイズの専用の電子書籍端末に「北斗の拳」の全巻を収録していて、サイズ、重さ、質感などがマンガ本に寄せて作られているものです。

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北斗の拳 全

引用:​​KICKSTARTER

現在はKickstarterで製品化に向けた出資を募集中で、販売予定価格の26%オフとなる28,000円を出資すると一冊ゲットできるようです。

設計を見てみると、外観や質感がいわゆるマンガ本に寄せられており、今までの電子書籍とはまるで違うものになっていることがわかります。

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北斗の拳 2

引用:​​KICKSTARTER

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紙と電子書籍の歩み寄り

紙派か電子書籍派かの議論の上でよく上がる主張は

・紙はかさばる
・電子書籍は人に貸せない
・電子書籍は場所を選ばずすぐに買って読むことができる
・電子書籍は紙よりコストがかからない
・紙の質感の良さ

あたりだと思うのですが、この『全巻一冊 北斗の拳』はかなりそこら辺の問題をクリアしているというか、中立に位置しているように感じます。

今までの電子書籍は手軽や利便性ではかなり優秀ですが、紙媒体の質感や読みごたえを好む人々にはどうしても近づきにくいものになっていたように感じます。『全巻一冊 北斗の拳』は紙媒体と電子書籍の理想的な歩み寄り方なのではないかと思います。